ドルチェグストのお手入れ方法は簡単で、そんなに頻繁にやらなくても大丈夫な点はメリットですが、1年に1度はきちんとしたお手入れをした方がいいです。
それも「湯垢洗浄」。これはドルチェグストの温度がぬるかったり、抽出が悪い時にやるお手入れですが、そうでなくとも年に1度はこのお手入れをやることをおすすめします。
僕もドルチェグストを導入して1年以上経ちますし、ちょうどいい頃合いなので湯垢洗浄剤にてお手入れをしてみました。
今回はドルチェグストのお手入れ方法として「湯垢洗浄剤」を使うやり方について解説していきます!
この記事の目次
ドルチェグストの湯垢洗浄剤
湯垢洗浄剤は、ドルチェグスト内部をしっかり洗浄する際に使う洗浄剤です。
通常のすすぎでもある程度洗浄はされますが、より内部をしっかり洗浄するので、1年に1度のメンテナンスとして最適です。
他にも、以下のような症状がある時は湯垢洗浄を行ってみましょう。
- 抽出の流れが悪いとき
- 温度がいつもよりぬるいとき
それでは、使い方を解説していきます!
湯垢洗浄剤を開封
湯垢洗浄剤のパッケージを開けると、取扱説明書を洗浄剤が入っています。
箱の裏面を見ると、成分は「クエン酸」と表記があります。
後ほど解説しますが、ぶっちゃけ専用の湯垢洗浄剤を使わなくても、市販のクエン酸でも使えます。。。
洗浄の頻度はどれくらいか
説明書を見ると、軟水80ppmで1350杯ごとと書かれてあります。日本の水道水の硬度が80ppmですからね。
1日1杯計算でも3年以上となりますが、あまり長期間お手入れしないのも問題ですし、最低1年に1度はお手入れしましょう。
他にも、温度がぬるかったり抽出量が少ない時はかならず湯垢洗浄を行いましょう。
そのため、3個くらいはストックしておくことをおすすめします。
湯垢洗浄剤の使い方
大まかにまとめると、湯垢洗浄剤でのお手入れ方法は次の手順で行います。
- 湯垢洗浄剤を水に溶かしてドルチェグストにセット
- ドルチェグストの電源を5秒間押しっぱなしで起動
- ホット(赤)ボタンを押して抽出
- お湯を捨てて今度はアイス(青)ボタンを押して抽出
- もう一度3・4を繰り返す
- 最後に念のためすすぎを行う
5と6のステップは省略しても良いですが、ドルチェグスト内部に洗浄剤が残っているといけないので念のための洗浄です。
一応用意するものとして湯垢洗浄剤の他に、500ml以上入る計量カップを用意しておきましょう。
それでは、具体的にお手入れステップを解説していきます。
1.湯垢洗浄剤を溶かしてセットする
まずは、湯垢洗浄剤を水500ml入れた計量カップ(または大きめの容器)に溶かします。結構溶けにくいので、少しかき混ぜておきましょう。
そしたらドルチェグストの給水タンクの余っている水を全部捨てて、溶かした水を入れます。
こぼすともったいないので、慎重にいれましょう。
ドルチェグストに給水タンクをセットし、大きめのコップを置きます。
水が溢れる可能性があるので、500mlは入るコップを置いておきましょう。サイズ的にギリギリです。
あと、僕はやった後に気づいたんですが、ドルチェグストにすすぎ用ツールをセットしておくことをおすすめします。
ドルチェグストの定期的なお手入れにも使う透明のすすぎ用ツールですね。
セットするのを忘れてました。。。
2.ドルチェグストの電源を入れる
次にドルチェグスト本体の電源を入れるわけですが、電源ボタンを5秒間長押ししましょう。
すると電源ボタンが点滅し始めます。目盛りの部分が緑色に変わったら、もう抽出して大丈夫です。
通常と異なり、電源ボタンが点滅しているので戸惑うかもしれませんが、そのまま進んで問題ありません!(最初はかなり困惑しました。。。)
目盛りは最大になってますが、そのままで結構です。
3.ホットで抽出
電源がついたら、赤のホットボタンを押してお湯を抽出します。
この時、いつものようにスムーズに抽出されるわけではなく、「ブーッ」「ブーッ」「ブーッ」とかなり小刻みに少しずつ出てきます。
目盛りが3まで来たら抽出が止まります。
4.お湯を捨てて水を抽出
抽出が止まったら、たまったお湯を捨ててもう一度ドルチェグストに置き、次は青のアイスボタンを押して抽出します。
今回は先ほどと違って一気に出ます。
5.もう一度3・4を繰り返す
水を抽出し終わったら捨てて終了です。給水タンクは念のため水洗いしておきましょう。
まぁこれで終わりなんですが、ドルチェグスト本体に湯垢洗浄剤が残っていると嫌なので、もう一度3と4のステップを繰り返します。
給水タンクに水を入れ、電源を切って5秒間長押しで電源点灯、そしてお湯→水の順番で抽出させましょう。
6.更に念のためすすぎを行う
もう一度念のためすすぎを行います。これは普段行うすすぎの手順で問題ありません。
- 給水タンクをセット
- すすぎ用ツールをホルダーに置いてセット
- 目盛りを最大にセット
- 通常の電源を入れ、お湯を抽出
- 貯まったお湯を捨て、今度は水を抽出
このステップですすぎが完了です。
湯垢洗浄剤の代わりに市販のクエン酸を使う
ドルチェグスト専用の湯垢洗浄剤ですが、デメリットとして1,000円以上します。
まぁ年に1回のお手入れ用なのでそれを考えるとそこまで高くはないですが、もしドルチェグストの抽出が悪かったりぬるかったりした時のため、いくつかストックしておきたいですよね。
そうするとちょっとこの値段はコスパが悪いです。そのため、代わりに市販のクエン酸を用意しておくのも手です。
こちらの食品添加物規格のクエン酸は1kgで1,000円もしません。ドルチェグストの湯垢洗浄剤は40gなので、段違いに安いです。
もちろん、ドルチェグストの湯垢洗浄剤の方は純度が高いクエン酸を使っているのでしょうが、こちらのクエン酸も99.5%なので充分。
1kgと大量ではありますが、クエン酸はドルチェグストのお手入れ以外にも、マグカップ等の水垢取りにも使えるので用途に困ることはありません。
こちらのクエン酸を使う時も、使い方は湯垢洗浄剤と同じで大丈夫です。このクエン酸は食品添加物が入っているので、完全に洗浄が終わったかどうか最後に少し舐めて確認ができます。
ドルチェグストでお湯だけを抽出して、少し舐めれば大丈夫です。
すっぱかったらもう一度すすぎ、すっぱくなかったら完全に洗浄ができていることがわかりますからね。
ドルチェグストの湯垢洗浄方法まとめ
すすぎを行う手順
- 湯垢洗浄剤を水に溶かしてドルチェグストにセット
- ドルチェグストの電源を5秒間押しっぱなしで起動
- ホット(赤)ボタンを押して抽出
- お湯を捨てて今度はアイス(青)ボタンを押して抽出
- もう一度3・4を繰り返す
- 最後に念のためすすぎを行う
以上、ドルチェグストでの湯垢洗浄剤を使う方法について解説しました。
普段のお手入れ方法については、「ネスカフェ ドルチェグストのお手入れ方法まとめ」にて詳しく解説していますので、チェックしてみて下さいね!
カプセルコーヒーが最大10%オフで買える
3回使えば解約金なしでいつでも解約可能