カフェオレとカフェラテ、カプチーノとマキアート、どれもコーヒーにミルクが加えられたものです。
ではその4つはいったいどう違うのか?と聞かれても、きちんと答えられる人は少ないのではないでしょうか。
ここでは、一見同じように見えて全然違うカフェオレ、カフェラテ、カプチーノ、マキアートの違いについて解説していきます。
この記事の目次
カフェオレ・カフェラテ・カプチーノ・マキアートの違い
カフェオレ
カフェオレは、フランス語で「カフェ」が「コーヒー」、「レ」が「ミルク」を表しています。
直訳すると、コーヒーにミルクを合わせた飲み物という意味になるわけです。
そのため、「カフェオレ=コーヒー牛乳」といった勘違いも。
コーヒー牛乳は名前の通り、基本的には牛乳がメインの飲み物。
ただ牛乳に対してコーヒーの割合は特に決まっておらず、どちらかというと牛乳がコーヒーよりも多めであるというだけで、後は砂糖が加えられてさえいれば、コーヒー牛乳となるようです。
一方、カフェオレは、コーヒーとミルクの比率は50:50であり、使われるコーヒーはドリップコーヒーと決められています。砂糖をいれるかどうかははお好みです。
それから、コーヒー牛乳とカフェオレでは、香りの点でも違いがあります。
カフェオレはコーヒーの香りがきちんと残されているのですが、コーヒー牛乳は香りに関わるコーヒーの酸味を抑えることで、子供でも飲みやすくしているのです。
カフェオレとコーヒー牛乳は違う
- コーヒー牛乳は牛乳がメインの飲み物
- カフェオレは、コーヒーとミルクの比率は50:50でドリップコーヒーが使われている
カフェラテ
カフェオレとカフェラテは、使われるコーヒーに違いがあります。
カフェラテの「ラテ」もイタリア語で「ミルク」を表す言葉ですが、カフェラテはエスプレッソを使います。
エスプレッソは、とても細かく粉状に挽いた豆を、20秒から30秒というとても短い時間で淹れたコーヒーです。
そのため、コーヒーの深みやコク、苦味や旨味をより多く味わうことができるのが特徴です。
カフェラテは、コーヒーとミルクの比率も20:80と、お蕎麦の「二八そば」のような配分となっています。
カフェオレよりもミルクが多く、蒸気で温めたスチームドミルクが使われることが多いようです。
お店によっては泡立てた「フォームドミルク」も使われることもあります。
一方、カフェオレのミルクは、常温の他、鍋などに入れて火にかけて温めたものが使われることがあります。
カフェオレとカフェラテの違い
- ドリップコーヒー50%+ミルク50%=カフェオレ
- エスプレッソ20%+スチームドミルク80%=カフェラテ
カプチーノ
カプチーノは、カフェラテと同様、エスプレッソにミルクが加えられたコーヒーです。
カプチーノのコーヒーとミルクの比率は、コーヒ-と蒸気で温められたスチームドミルクと泡立てたフォームドミルクが1:1:1となっています。
お店によっては、チョコーレートパウダーを上から少しだけふりかけたものも提供されます。
カプチーノは、カフェラテよりも泡の感触である「ふわふわ感」をより一層楽しむことができるものと言えるでしょう。
カプチーノとカフェラテの違い
- エスプレッソ20%+スチームドミルク80%=カフェラテ
- エスプレッソ1/3+スチームドミルク1/3+フォームドミルク1/3=カプチーノ
マキアート
マキアートも、カフェラテやカプチーノと同様、エスプレッソを使ったアレンジのひとつです。
マキアートは、エスプレッソに泡立てたフォームドミルクを少量加えたもの。
ちょうどミルクがエスプレッソのシミのように見えることから、「マキアート(シミのついた)」と呼ばれるようになったそうです。
ちなみにスターバックスで提供される「○○マキアート」は、エスプレッソとフォームドミルクの他にスチームドミルクを加えて、バニラシロップやキャラメルソースなどで、とても甘い味付けをした飲み物となっています。
そのため、他の喫茶店やカフェで「マキアート」を注文すると、あまりにもエスプレッソの苦味が強く、ミルクも控えめな上シロップも入っていないことから、「全然違うものが来た」とガッカリしてしまうこともあるかもしれません。
マキアートという意味は前述したように、「シミのついた」という意味合いのため、ミルクに対してキャラメルでシミのように施したものも決して間違いではなく、マキアートの中のひとつの種類であるとされています。
ちなみにマキアートに描かれている絵柄に関しては、絶対に描かなくてはいけないという決まりはなく、あくまでもカフェのサービスのひとつ。
そのお店ならではの個性の表現というか、パフォーマンス的なニュアンスが強いのかもしれません。
マキアートとカプチーノの違い
- エスプレッソ1/3+スチームドミルク1/3+フォームドミルク1/3=カプチーノ
- エスプレッソ60%+フォームドミルク40%=マキアート
カフェオレ・カフェラテ・カプチーノ・マキアートの違いまとめ
以上、カフェオレ・カフェラテ・カプチーノ・マキアートの違いをまとめました。
メニュー | 割合 |
---|---|
カフェオレ | ドリップコーヒー50%+ミルク50% |
カフェラテ | エスプレッソ20%+スチームドミルク80% |
カプチーノ | エスプレッソ1/3+スチームドミルク1/3+フォームドミルク1/3 |
マキアート | エスプレッソ60%+フォームドミルク40% |
ネスカフェの「 ドルチェグスト 」であれば、これらのメニューも簡単に作ることができます。
カフェに足を運ぶ必要がなくなるほど美味しいので、自宅でカフェメニューを楽しみたい方にはおすすめのコーヒーメーカーです。
そのドルチェグストを選ぶなら、マシン本体が無料で使えるコーヒー定期便がおすすめ。
本体が無料になるだけでなく、カプセルコーヒーの料金も5%~10%オフとお得になります。
定期購入や定期宅配というと、余ったり使わないときも届くイメージがありますが、ネスレの定期便ならコーヒーが余った時は次のお届け日を延期できますし、カプセルコーヒーの内容も自由に変えられるので便利です。
僕は1年以上使っていて、コーヒーは結構な頻度で飲むので定期便は便利ですし、これ余るな・・・という時はお届け日を1ヶ月延ばしたりしています。
どのみちコーヒーマシンでは何もできませんし、カプセルは必要になるわけですから、それなら本体無料の定期便の方がお得。コーヒー好きには自信を持っておすすめします。
定期便のメリットについては「定期便を選ぶメリットを徹底解説!」にて詳しく紹介していますので、あわせて参考にしてみて下さいね!
カプセルコーヒーが最大10%OFFで買える
3回使えば解約金なしでいつでも解約可能